今年注目の女優(3) 戸田恵梨香さん

■ TV Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-28 at 03:38:31

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もはやシリーズとは言えないほど間が空いてしまいましたが一応前回の続きです。今回取り上げるのは戸田恵梨香さん(→参考:公式プロフィール)。

彼女の芸歴は結構長くて今年で7年になるようですが、自分が認識したのは去年公開の映画「DEATH NOTE」のミサ役が初めてでした(「野ブタ。」も見てたはずなのに当時は気にしてなかった)。といってもTVで放送してた前編をちらっと見ただけで彼女が本格出演されている後編の方はまだ見てなかったりするんですが、とにかくその時に一瞬流れた予告編の中でゴスロリ×ツインテール姿で小悪魔のように笑う彼女を見てしまって以来気になる女優さんの一人になっていました。

そんな中彼女が単独主演するドラマ「翼の折れた天使たち 第2夜『サクラ』」が放送されるということでこれは見なけりゃダメでしょうということで見てみました。その結果は……話の内容はともかくとしてやっぱり戸田恵梨香さんはめっさ可愛いなぁと再確認。

ドラマとしてはお笑い芸人が何人も出てきたり偶然乗ったタクシーの運転手がお父さん(大杉漣さん)だったりと「これはドリフのコントか?!」と思わせるような箇所もありましたが、戸田恵梨香さんのPVとして見れば期待以上のサービスぶりだったのではないでしょうか。話題先行のキスシーンやラブシーンもそれなりに衝撃的でしたが個人的には絶対領域を装備した状態からそれを脱ぐシーンが……(以下自粛)。それに意外な役どころでかしこさん(木南晴夏さん)が見られたのも思わぬ収穫でした(笑)。

ストーリー的には主人公が改心するのが早過ぎるとか色々突っ込みどころ満載でしたが役者さん達は良い演技してたと思います。特に最後の父と娘の対立シーンは見ごたえありました。やっぱり今お父さん役やらせたら大杉さんの右に出る人はいませんね。恵梨香さんは泣き芝居に関しては正直今一歩かなと思いましたが相手に感情をぶつけるシーンの台詞回しには鬼気迫るものがありました。特に圧巻だったのは「人生は勝ち負けじゃない」と言うお父さんに向かって言い放った次の台詞。

呆れた…。
お父さんってほんっと負け犬だわ
お父さんなんて人生から落ちこぼれた
ただの負け犬だよ!

この言葉が本当に自分に言われたような気がして胸にグサグサ来たのは、自分がお父さんと言われる年齢に近づいたからなのか、それとも同じくただの負け犬だからなのか……orzorz。

それはともかく(笑)、戸田恵梨香さんは4月から始まる「ライアーゲーム」という作品で連ドラ初主演されることが決まっているそうで、今後ますます目が離せなくなりそうです(オヤジ誌風)。

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Sageに強力なライバル出現?! その名はBrief

■ ネット Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-27 at 02:37:16

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朝顔日記さんで知ったのですが、Firefoxのアドオンとして利用できる新しいフィードリーダー「Brief」が発表されたとのこと。一応フィードリーダーの開発(改造)に片足突っ込んだ者として興味あったのでちょっと試用してみました。

……なかなか良いですねこれ。見た目はローカルで使えるGoogle Readerといったところでしょうか。Sageの軽快さはそのままにGoogle Readerの機能性を追加したという感じです。特徴的な機能は以下の通り。

  • 全フィードの未読エントリの一括表示
  • 気になるエントリにはスターを付けて管理可能
  • フィードはローカルデータベースに保存されるので後から検索&閲覧可能
  • 指定時間毎にバックグラウンドで更新チェックが可能

フィードがローカルに蓄積されていくのは確かに便利である反面データが増えると重くなったりディスク容量を食い潰したりする懸念もあるので(自分がSageを使う理由の1つがこれ)、個人的にはフィード毎に保存の有無や期限が設定できた方が嬉しいかな。それと現状では更新チェック周りに若干バグがあるようでたまに動作が不安定になります。というか更新チェック自体かなりのCPUパワーを食うようで、試しに普段購読している200余りのフィードをインポート(*)してみたところうちの貧弱なマシンでは30分経ってもチェックが終わらず遂にはFirefox本体ごと落ちてしまいました(しかもその後も起動する度に1分30秒ほど固まる)。この辺は今後改善されることに期待したいところです。

(*) Brief単体ではOPMLに対応してないがOPML Supportを利用することでライブブックマーク経由でインポート可能(但し日本語は文字化けします)。

それと落書き part-4さんも指摘されていますが、ちょっとソースを覗いてみたところ現状BriefではテンプレートとなるHTMLファイルをローカル(fileスキーム)から読み込んでいるようです。そこにスクリプトを用いて動的にエントリを書き出す仕様なので……もうこれ以上言わなくても分かりますね。素人にはオススメできません(*)。

(*) 気になる人は実際にテストしてみることを推奨。ちなみにコメントを読むと作者さんもこの仕様は「攻撃を受けやすい(vulnerable)」という認識はあるようです。

とにかく公開されたばかりのソフトなのでまだまだこれからといったところですが、今後の進化次第では有力な乗り換え候補になりそうです。作者の方は(これからが大変だと思いますが)是非頑張って欲しいですね。

鈍感力

■ 雑記 Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-26 at 21:53:35

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自分は小泉前首相のことはあまり好きではなかったんだけど、やはりそのワンフレーズで大衆を扇動する能力には称賛すべきものがあるなと改めて実感。これまで殆ど黙ってたのに、安倍(内閣)がピンチと見るや現れてたった一言で批判勢力を鎮めて去っていくとは……カッコ良すぎ。

もっともこの言葉自体は小泉氏の発案ではないしネット上では昨年からスルー力という言葉も流行っていて特に目新しい概念ではない(厳密にどっちが先かは知らん)わけだけど、少なくともこの情報過多な社会の中で人々の心を揺り動かす言葉を見つけ出す目利きのセンスは類稀なるものであることは確か。そういう意味ではまさに直感の人なのに敢えて鈍感と言ってしまえるところが彼の凄さだよなぁ…。

……鈍感力。自分にこの力があれば「あの事件」は起こさずに済んだだろうな。今の自分に欠けているモノがようやく分かったよorz。

NoScriptを長時間使い続けるとCPU使用率が上昇する問題

■ ネット Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-22 at 00:48:43

◆共有テーマ: Firefox [コンピュータ]

ここんとこSage/Sage++にまつわる脆弱性問題があったり、Firefox本体にも次々と脆弱性が発覚したり(*)と何かと物騒な世の中になっているようです。そうするとNoScript拡張の需要が高まるのは必然、というわけで私の環境にもNoScriptを導入してから暫く経つのですが、どういうわけか長時間(といっても0.5~1時間くらい)ブラウジングしているとだんだん動作が重くなり、気づいたらCPU使用率が90%近くに張り付いてしまっているという現象が起こるようになりました。

最初は原因が分からなくて拡張機能をひとつずつ無効にしたりバージョンダウンしたりして試していたのですが、どうやらNoScriptが原因らしい、というわけで調べてみたところ以下のことが分かりました。

  • スクリプトがブロックされるページを開いて閉じる毎にCPU使用率が1~2%ずつ上昇
  • スクリプトをグローバルに許可していると上記現象は再現しない
  • 通知バーを表示しないように設定していると再現しない
  • 通知バーが表示されても、先にそれを閉じてからページを閉じた場合は再現しない

以上の事実からどうも通知バーが悪さをしているのではないか? という推測の元で以下のパッチ(*1)を適用してみたところBingo!だったようで、この現象はどうやら収まったようです →対策が不十分でした。詳しくはこちらのエントリを参照して下さい。

開発後記 ~聖司との戦いの記録~ 終章

■ 雑記 Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-17 at 23:48:41

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それでも私は使い続ける。

「聖司(改)に脆弱性の報告があります」――第二次脆弱性危機の発端となったその報せが私の元に届いたのは昨年12月14日のことだった。一連の事態の経緯は既に書かせて頂いたし、今ここで客観的に振り返るにはまだ記憶が生々し過ぎる。「もし私の元に直接情報が届いていたとしたら」「それが100%自分で開発したソフトの問題だったとしたら」「自らの利益よりもユーザーの利益を優先するという当然の覚悟が私にあったとしたら」――幾つもの if が今でも私の頭の中をグルグルと回り続けている。

当時の私は刻々と迫り来るXデーを前に焦りを感じていた。いずれは全てが明らかとなり、私がユーザーを捨てて保身に走ったことが世間に知れ渡る。そうなれば私は終わりだ。まるで指名手配中の逃亡犯にでもなったかのような強迫観念に駆られ、私は完全に冷静さを失っていた。故に保身を取り繕うために更なる保身を重ねるという自己矛盾にすら気付くことができなかったのだ。そんな中あるRSSリーダーの問題が明るみに出たことでいよいよ追い詰められるように書いたのがあのエントリだ。その後のことは今さら述べるまでもないだろう。結局はそれが致命傷となり、私は死んだ。

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開発後記 ~聖司との戦いの記録~ 第二章

■ 雑記 Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-15 at 23:16:39

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終わり無き脆弱性との戦い

バージョンアップした本家にも当然のようにHTMLフィルタが実装されていたが、それは正規表現で実装されたHTMLパーサをベースとした簡易的なもので、しかも私の方式(ホワイトリスト)とは異なりブラックリスト方式を採用していた。それは確かに高速に動作するが、これでは将来新しく判明するであろう脆弱性に対応しきれない。かといって本家の実装を捨ててしまうのは作者に失礼だ。そう考えた私は両者の方式をそれぞれ「高速」「詳細」と名付けて選択可能にし、ユーザーの判断に委ねることにした。今にして思えば真にユーザーのことを思うならこの段階で後者に絞っておくべきだった。そうすれば少なくともあの事件は回避することができたはずだ(いずれは同じ命運を辿ることになっていただろうが)。

かくして昨年10月5日に満を持してリリースした聖司(改)だったが、新たな脆弱性が見つかったのはそのわずか4時間後のことだった(それはHTMLフィルタに無関係な部分で発覚した)。まだリリース直後だったので影響は少ないと判断し、配布を一時中止して修復作業に取り掛かった(公開再開に漕ぎ着けたのはその更に4時間後のことだった)。この時と同じ判断が何故あの時できなかったのかと今でも悔やまれる。

私がこれらの作業を行っている間に本家から早くも修正版がリリースされていたのだが、それはマイナーバグフィックスに止まっていたため暫く様子を見ることにした。ところがその2日後には一転、聖司(改)の新バージョンをリリースすることになった。あるユーザーの方から未修正の脆弱性の存在を指摘されたからである。「高速」「詳細」の両方のフィルタにそれぞれ性質の異なる抜け穴が隠れていたのだ。幸いにしてそれらはほんの数行のコード修正で対策できたが、それ以降、私はどこかに未知の脆弱性が残っているのではないかという疑心暗鬼の怨霊に取り憑かれることになる。

それからの1週間は新しい攻撃方法を試しては脆弱性の有無を検証するという日々に明け暮れた。見つかった穴を塞いでも塞いでも、思いもよらぬ方法でまた別の穴が見つかる。結局、その1週間に修正版を合計3回リリースしなければならなかった。

どこまでやっても完璧に対策するのは不可能なのではないか――そう思い始めていた。

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開発後記 ~聖司との戦いの記録~ 第一章

■ 雑記 Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-15 at 00:18:01

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聖司との出会い、そして戦いの始まり

思えば私が聖司の改造に手を染めたのはほんの些細な違和感がきっかけだった。フィードを開く度に現在のタブが上書きされる――以前から気になっていたこの挙動を直したいと思ってWebを巡り、ある方が作られた私製改造版の存在を知った。フィードを新しいタブで開く機能が追加されたそれはとても便利だったが、残念ながらそのON/OFFを切り替えるUIが付いていなかった。無いよりはあった方がいいだろうということでUIを追加し、ついでに小さなバグを直しただけの取るに足らない改造版を「ちょっとした改造」として公開したのが昨年の6月22日のことだ。つまり始まりはただの「改造の改造」に過ぎなかったのだ。

当時はまだインストーラー(XPI)パッケージではなく入れ替え用のjarファイルやパッチファイルのみでのリリースだったので、実際に使用するには多少の知識と面倒な作業が必要だった。従ってユーザーは多かれ少なかれ「改造している」という自覚を持たざるを得ず、そこには自ずからリスク意識と自己責任の原則という共通認識が漂っていたのではないかと思う(私の勝手な思い込みに過ぎないかも知れないが)。

その6日後には少しだけ挙動を変更したバージョンをリリースしたわけだが、この頃には某所で少し話題となるようになり、それに伴ってインストーラーを作って欲しいという声が聞こえ始めていた。元々他人が作ったものであるにも関わらず、さも自分が作ったかのように完成品(XPIパッケージ)として配布することには正直気が引けたのだが、それを必要としてくれる人がいると知って気を良くした私は期間限定という名目でXPIパッケージを提供することにした(結局、最終バージョンが公開停止されるまで数日の例外を除いて配布が途切れることはなかった)。

この「完成品として配布する」ということの重大性にもっと早く気づくべきだった――と今さら何を言っても後の祭りである。

それから暫く時は流れ9月になった。その頃の私はポッドキャストというものに少しずつ興味を持つようになっていた。どうにかしてポッドキャストが聴けるようにならないか――そう思い立った私は、ある目的のために買っていた書籍やWeb上の情報を紐解きながら開発に取り組み、成果物を9月23日にリリースした。ところが、それと前後してその界隈が騒然となるような重大な事態が発生していた。

第一次脆弱性危機(ヴァルネラ・クライシス)の勃発である。

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Sage及びSage++の脆弱性情報に関する補足

■ 自作ソフト Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-09 at 19:37:32

◆共有テーマ: Firefox [コンピュータ]

本日JVNにおいて「Sageにおいて任意のスクリプトが実行される脆弱性」に関する情報が公開されました。概要部分を以下に引用します。

Sage は、Mozilla Firefox に RSS/Atom フィードリーダー機能を追加する機能拡張です。Sage には、フィード内の情報を出力する際の処理が不適切なため、ユーザのブラウザ上でフィードに埋め込まれた任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Sage 1.3.9 およびそれ以前

なお、本脆弱性は Sage++ にも影響があることが確認されています。

2007/02/09 現在、Sage++ の公開およびアップデートは停止されています。Sage++ ユーザは Sage の最新版を利用することを推奨します。

JVN#84430861: Sage において任意のスクリプトが実行される脆弱性

(筆者注) 上記リリースには影響を受けるシステムとして「Sage 1.3.9 およびそれ以前」とありますが、開発版Sage 1.4の2007/1/30より以前の版にも同種の脆弱性が存在します。

文中にあるSage++とは、当ひまグで公開していたSageの私製改造版「Sage++ (Higmmer's Edition)」のことを指します。当該脆弱性がSage 1.3.10では影響を受けない(=修正された)とされているところから考えて、やはりBugzillaで先行公表された内容がIPA及びJPCERT/CCを通じて私の方へ連絡があったものと同一案件だった模様です(*)。ここに改めて、今回ご心配ご迷惑をおかけしたユーザー並びに関係者の皆様にお詫び申し上げます。

(*) 私の推測通り報告者はフレッシュリーダーの件と同じ方だったようです。

参考までに、当該脆弱性について当方で調査した内容を以下に示します。

上記ページでも指摘した通り、公式版Sage 1.3.10/1.4には今回公表された以外にも未修正の脆弱性が残存していることが判明しています(本家Sageプロジェクトには通報済み)。当方で把握している脆弱性については拙作Sage++で対策しましたが、その後更に未知の脆弱性があるという情報が出たため当ひまグでの公開を完全停止させて頂きました。 →2007/7/2より公開再開しています。

というわけでJVNのリリースにある通り拙作Sage++の公開及びメンテナンスが停止中であるのは事実ですが、公式版Sage 1.3.10/1.4にも未だ複数の脆弱性が残っていることが確認されているため、当ひまグとしては現時点ではSage(及びSage++)を使い続けることを推奨できる状態にないと言わざるを得ません。やむを得ず利用を継続される場合には少なくとも以下のいずれかの対策を行った方がいいでしょう。

  • 信頼できないフィードを購読しない
  • NoScript拡張を導入する (Sage 1.4では効果が不十分)
  • 「フィードをコンテンツエリアに読み込む」をオフにする

但し、これを行ったからといって100%安全になるという保証はどこにもありませんので注意して下さい。

[緊急] Sage++ (Higmmer's Edition) 公開停止

■ 自作ソフト Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-04 at 15:56:53

◆共有テーマ: Firefox [コンピュータ]

拙作Sage++ (Higmmer's Edition)の最終リリースとなる1.3.10aを昨夜公開したばかりでしたが、Sage及びSage++に未知の脆弱性が残っているという情報が出たようですので、現時刻を以て当ひまグでの公開を完全に停止します(*)。

(*) ソースを再点検してここはちょっと危ないかなと思う箇所に対策コードを追加してみましたが、それが当たってるという保証はどこにもありませんので…。

念のため申し上げておきますが、Wikiにこの情報を書きこんだ方は何も悪くありません。もうサポートしないと明言している作者に脆弱性情報を渡す必要性などありはしませんから。100%悪いのは、作者としての責任を放棄したこの私です。力及ばず申し訳ありません。

[重要] Sage++ (Higmmer's Edition) 1.3.10a 最終リリース

■ 自作ソフト Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-03 at 23:27:58

◆共有テーマ: Firefox [コンピュータ]

JVNよりSage/Sage++の脆弱性に関する情報が公開されたのを受けて補足エントリを掲載しました。(2/10追記)

先日公開した「Sage++ (Higmmer's Edition) 1.3.10」に早くも新たな脆弱性が存在することが判明してしまいました。このため昨日夕刻より当ひまグでの配布を停止しておりましたが、当該脆弱性の修正及び確認作業が終わりましたので只今よりバージョン1.3.10aとして公開を再開致します。Sage及びSage++に未知の脆弱性があるとの情報を受けて公開停止しました。(2/10修正) →2007/7/2より公開再開しています。

本バージョンで更新された内容は以下の通りです。

  • 新たに見つかった脆弱性を修正
  • 拡張機能のGUIDを独自のものに変更

尚、今回のバージョンよりSage++用のGUID(識別番号)が変更されています。このため 公式版Sage 1.3.x/1.4 及び Sage++ 1.3.10 以下が既にインストールされている場合は、それらを事前にアンインストールしてから本バージョンを改めてインストールする必要があります。これによりユーザー設定が失われることはありません。

今回見つかった脆弱性に関する情報

今回新たに見つかった脆弱性の概要は以下の通りです。

【脆弱性の種類】
  スクリプトインジェクション(注入)

【対象】
  Sage++ (Higmmer's Edition) 1.3.10以下
  公式版Sage 1.3.10以下 及び 1.4

【影響】
  フィード内に含まれる一部の要素の処理に不備があり、
  任意のスクリプトが出力HTMLに混入する恐れがあります

【対策】
  Sage++ 1.3.10aで対策済み
  公式版Sageにおいては以下のいずれかの方法で回避可能
   ・NoScript拡張を導入する (但しSage 1.4では効果が不十分)
   ・「コンテンツエリアにフィードを読み込む」をオフにする
    (今回の問題はHTMLタグを禁止するだけでは防ぐことはできません)

今回見つかった脆弱性はSage++に搭載されている詳細HTMLフィルタではなく、それ以外の部分で発見されました。つい数日前に

ふたつめは、フィードに含まれる全ての要素(内のデータ)がHTMLフィルタにかけられているわけではないということです。詳細は省略しますが、万一それらの処理に欠陥があった場合、そこを突いた攻撃が可能になる可能性もあります。

Sage++に搭載されているHTMLフィルタに関する技術的補足

と書いたことがまさに現実のものとなってしまったわけですorz。我ながらチェックの甘さを痛感しております。今回、関連すると思われる部分含めて処理方法を見直しましたので、今後同じ問題が起こる確率は低くなったと思います(勿論ゼロとは言い切れません)。

この部分の処理は公式版Sageと一部を除いて共通でしたので、本件脆弱性は公式版Sageにも存在します。本家Sageプロジェクトには既に連絡済みですが、修正版がリリースされるまではまだ暫く時間がかかると思われますので公式版ユーザーの方は引き続き注意して下さい。尚、現時点までに判明している脆弱性に対する対策方法をこちらのエントリにまとめてありますのでご参考まで。

Sage++ (Higmmer's Edition) リリース凍結のお知らせ

拙作「Sage++ (Higmmer's Edition)」につきましては、誠に勝手ながら今回のバージョン1.3.10aを持ちまして全ての開発・メンテナンス・及びサポート作業を一旦終了させて頂きます。本バージョンからGUIDも変更しましたので、今後は公式版Sageのバージョンアップに連動してSage++をアップデートする予定はありません。ただ、私が報告した脆弱性が修正された場合は当ひまグでも情報のフォローはしたいと思います。

Sage++をこれまで使って頂いたユーザーの皆様、並びにその開発及び改善にあたって様々な情報を提供して頂いた全ての方々に深く感謝致します。どうもありがとうございました。

※2007年7月2日より公開を再開しました。詳しくはこちらへどうぞ。

はじめまして、カスペルスキー先生

■ ネット Posted by ひぐま (Higmmer) on 2007-02-02 at 00:58:57

◆共有テーマ: インターネットセキュリティー [コンピュータ]

ノートン先生との別れを決意してから9日。更新期限まで残り1日となった本日、遂に本当に先生とさよならしなければならない日がやってきてしまいました。

というわけでおもむろにPCのLANケーブルを引っこ抜いた後、Norton削除ツールを使ってサクっとアンインストール。その後念のためにレジストリを覗いてみたら……HKCU\CLSIDやらHKCU\Softwareやらの下にまだ痕跡が残ってるではないですか(怒)。 しかも削除ツール自体が使ったと思われる"SymNRT"というエントリまで残してやがる。立つ鳥跡を濁すとはまさにこのことですなヽ(`Д´)ノ 結局システムへの影響が無さそうなエントリを手動で削除して回るハメに。で、再起動しようとしたらバイバイしたはずのsymなんちゃらというプロセスからエラー発生(お前はゾンビか!!) もうホント、最後の最後まで迷惑かけてくれてありがとう(怒)。

とりあえず後任にはロシアから赴任したカスペルスキー先生に就いてもらうことにして、予め落としておいた体験版をセットアップ開始。ひとまず全部デフォルト設定で先に進みます。で、インストール作業はごくあっさりと完了し、定義ファイルのアップデートを促されたので再びLANケーブルを挿して次へ。……つつがなく終了。アクティベートしないとアップデートすらさせなかったどこかの誰かさんとは大違いです。

さて最初なので一応完全スキャンでもしとくかと思って実行してみたら……これがなななんと、合計130万ファイルをスキャンするのに結局7時間余りもかかってしまったorz。NIS2006の時は3時間半くらいだったので丁度2倍かかった計算です。ITmediaのテストでもKasperskyはNortonの約2倍遅いという結果だったようなのでそれが実証されたというところか。……しかしここまで遅いとおいそれと完全スキャンできなくなるなぁ……。MSDNみたいなファイル数が無茶苦茶多いフォルダを除外するなどして対策せねば。

それにしもてNorton AntiVirus関係のファイルがマルウェアとして検知されたのにはワロタ。

……というか削除ツール使ったのにまだ残ってるファイルがあったとは。まったく一体どこまで迷惑かければ気が済むんだ……さよならして正解だったよホント。

というわけで今日は完全スキャンするだけで半日潰れてしまったので、本格的にカスペルスキー先生をいじるのは明日以降におあずけ。でも設定画面にパッと目を通した感じだと、確かにカタカナ用語が多くて意味不明な点は多いけど、無駄なアニメーションがなくてサクサク動くところが誰かさんと違っていい感じ。それに設定のインポート/エクスポートが付いている点もマル。ただFWルール作成やカスタマイズの自由度という点ではノートン先生に比べて今二歩くらい劣るという感じかなぁ。詳しくはまだ分かんないけど。