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ニンテンドーDSのWEP問題について任天堂に電話で訊いてみた

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2008-10-27 at 18:51:41

◆共有テーマ: ニンテンドーDS [ゲーム]

このところ話題となっているDSのWEP問題について、「(DSiでも)従来のDS用ソフトは従来のセキュリティレベル」という点がどうしても気になっていたので直接任天堂に電話して確かめることにした。

任天堂の「各種お問い合わせ先」によると「任天堂テクニカルサポートセンター」がニンテンドーDSiの仕様・取り扱い方法について案内しているとのことなので、まずはそちらに電話してみたのだが、そこでは「(発売前の商品につき)任天堂ホームページに記載されている情報以外は答えられない」とのことで、何ら有意義な回答は得られなかった。

そこで、次に本社の「お客様ご相談窓口」に電話してみた。そこでもやはり同じことを言われたが、任天堂ホームページの『社長が訊く』に掲載されている内容であることを伝えると「それなら答えられる可能性もある」ということで話を訊くことができた。

得られた情報を箇条書きで示す。

  1. ニンテンドーDSi専用ソフトでは「新しいセキュリティ方式」に対応している
    (WPA/WPA2とは明言せず。しかしそれ以外には考えられない)
  2. DSiで従来のDS用ソフトを使うとWEPしか使えないのは事実
    (仕様としてそうなっているのでどうしようもないとのこと)
  3. 今後、両方式に対応したDS用ソフトが出るという話は聞いていない
    (ソフトの作り方にもよるかとは思いますが…との注釈付き)
  4. この件について任天堂から発表する予定は現時点で無し
    (但し発表しないとも言えない、あくまで未定とのこと)

特にショックだったのが3番目の回答で、これはつまり来年3月に発売予定の「ドラクエIX」などでもやはりWEPしか使えないことを意味する。あくまで想像だが、新しく両方式に対応したライブラリを開発することは決して不可能ではないようにも思うのだが、もしかすると「DSi専用モード」以外からは新たに追加されたファンクションを触れないような構造になっているのだろうか。あいにく技術者の方と話したわけではないのでこれ以上のことを訊くことはできなかった。

それにしても、この程度のことを報じるニュースサイトが未だに皆無なのは一体どういうわけだろう。特に「DSiはWPA/WPA2に対応している」と報じたサイトは、その当然の責務として、DS用ソフトではWEPしか使えないということを併記する必要があるのではないか。知っていて書かないのか、或いは取材すらしていないのか、いずれにしても問題だ。勿論、第一義的に情報を明らかにする責任があるのは任天堂自身であることは言うまでもない。各所の反応を見ていると「DSiではWPAが使えるから」という理由でDSiの購入を考えている人も少なくないわけで、そういった人々に正しい情報を伝え、正しい対策を取るよう促すことが急務ではないか。

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ニンテンドーDSのWEPは10分で解読できる

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2008-10-24 at 21:37:30

◆共有テーマ: ニンテンドーDS [ゲーム]

ニンテンドーDSi には重大な欠陥アリ?」というエントリを書いてから約10日。この問題に関する人々の関心は日に日に高まりつつあるようで、当ひまグへのアクセスも通常比3倍近くに伸びている。問題意識を持つ人が増えることは実に良いことだ。

ところで初期の報道で「20MBの盗聴で10秒で解読」という情報が先行したためか、「DSゲーム程度の低速・低容量の通信で20MBのデータを集めるのは困難。よって心配する必要なし」という認識が一部の間で見られるが、自分の理解する限りこれは誤りだ。先日提案された手法はIPヘッダの一部を利用するものであり、データ本体は解読に全く寄与しない。重要なのは収集するデータの容量ではなくパケット数だ。

件の発表内容を調べたところ、解読に必要なパケット数は1~2万パケットらしい。つまりこれだけの数のパケットを傍受するのにどれだけの時間がかかるかが問題となる。そこで手持ちのゲームソフトを使って簡単な実験を行うことにした。といっても解読ツールはまだ公開されておらず、暗号解読そのものを試すことはできない。よって無線LAN上に流れるパケットをキャプチャできるソフトを使い、一定数のパケットを収集するのに要する時間を測定することにした。

まず、現在自分が最もよく遊んでいる「クイズマジックアカデミーDS」について調べてみた。手順は以下の通り。

  1. 「クイックマッチ」→「Wi-Fi対戦」を選択
  2. 「Wi-Fiコネクション」→「QMA DS専用サーバ」の順で接続
  3. 「全国対戦トーナメント」を選択すると同時にキャプチャ開始
  4. マッチング~予選一回戦~二回戦~決勝戦が終わるまでプレイ後、サーバから切断
  5. 4の間に収集したパケットを観察

パケットキャプチャの様子を以下に示す。

実験1:QMA DSのパケットキャプチャの様子

<実験1>
QMA DSのパケットキャプチャの様子。不要なパケットを収集しないようにフィルタリングしてある。
IPアドレスが192.168.0.152になっているのが自分のDS本体。

結果、約14分(812秒)の通信傍受で得られたパケットが1220個。つまり2万個のパケットを収集するのに約4時間かかる計算となる。なるほどここまでの時間をかけるくらいなら他に暗号のかかっていないAPを探す方が遥かに効率的だ(但し隣人に目を付けられたら終わり)。

しかしよく考えてみると、このゲームはクイズゲームという性質上そこまでのリアルタイム性は必要とされないことから、もともと送受信するパケット数は少ないと思われる。やはりもっとリアルタイム性の高いゲームについても調べてみる必要がありそうだ。できれば一番人気の「マリオカートDS」で試したいところだが、あいにく所持していないため「テトリスDS」を使うこととした。本ソフトもリアルタイム性という点では十分高いと思われる。

プレイしたのはWi-Fi対戦メニュー内にある「スタンダード(2人プレイ)」モードだ。やはり一連のゲームプレイ(マッチング~対戦の繰り返し)中におけるパケットをキャプチャした。結果は以下の通り。

実験2:テトリスDS パケットキャプチャの様子(拡大)←← (拡大) ←←  実験2:テトリスDS パケットキャプチャの様子

<実験2>
テトリスDSのパケットキャプチャの様子。ログが大量のUDPパケットで埋め尽くされていることが分かる。
赤枠部が591秒で2万パケットを捉えたことを示している。

見ての通り約10分(591秒)で20,000パケットの収集に成功した。その間対戦したゲーム数はわずかに4試合。さすがに「10秒」というわけにはいかないが、これなら大した手間隙をかけることもなく誰もが気軽に実行できるレベルだといえそうだ。もしツールが公開されたなら興味本位で解読を試みる輩が全国各地に出現するだろうことは想像に難くない。

尚、これらの実験では送受信パケットの両方をキャプチャしている。仮に解読に利用できるのが送信、又は受信パケットのいずれかに限られるのなら(*)解読時間は約2倍となる。といっても10分がせいぜい20分に伸びる程度であり、それによって危険度が大きく左右されるといったレベルではない。当然、確率的に云えばより短い時間(少ないパケット数)で解読に成功することもあり得る。

(*) 実際どうなのかは知らない。というか自分如きが知ってたら大ゴトだ(笑)

以上のように、DSの通信でWEPを解読するのは困難などというのは神話に過ぎないことが分かった。全てのDSユーザーはこのことを十分認識しておくべきだ。

ニンテンドーDSi には重大な欠陥アリ?

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2008-10-15 at 23:10:14

◆共有テーマ: ニンテンドーDS [ゲーム]

先日発表されたニンテンドーDSiではWPA/WPA2に対応するという情報を受けて「これだけでも買い替える価値がある」と書いたわけだが、ここにきて残念なお知らせが飛び込んできた。

岩田 先日発表されたばかりのニンテンドーDSiを使うときは、従来のDS用ソフトは、従来のセキュリティレベルですが、ニンテンドーDSiブラウザーやニンテンドーDSiショップなどDSi専用に作られた新たなソフト群では、セキュリティレベルの高い方式を使えるようになりました。

社長が訊く「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」
(※強調は筆者)

……ってオイオイ、さらっと流してるけどこれってメチャクチャ重大な欠陥じゃないのか?つまり大枚叩いてDSiを購入したとしても、今持っているソフトで遊び続けている限り(*)相変わらずWEPという終わってる暗号化方式を選択せざるを得ないわけだ。自宅の隔離APをお払い箱にしようとした目論見は脆くも崩れ去ってしまったorz。

(*) 今後出る(DSi専用ではない)ソフトで対応可能になるかどうかは不明 →対応予定はないらしい。詳しくはこちらへ。

これまで欲しくないと思っていたソフト――Wii FitやWii Musicのような――でも欲しいと思わせる魔力のあった「社長が訊く」シリーズだが、全く正反対の方向に作用したのは今回が初めてだ。少なくとも自分にとって発売日にDSiを買う価値は限りなくゼロに近づいた(*)。というかこれほど重大な情報を、公式のリリースではなく、こんな一部の人しか読まないようなページの片隅でこっそり発表する任天堂の見識を疑う。

(*) 予約戦争に巻き込まれず傍観できるようになってある意味ほっとしてたりもする

それにしても無線の暗号化方式の変更すら容易ではないDSの設計は一体どうなっているのだろう。通信の制御は(サブCPUの)ARM7側で行われていると言われているが、そのプログラムは本体内のファームウェアではなく各ゲームソフト(DSカード)側に入っていたということか。だとするとなんともアホな設計だよなあ。そりゃ今の今まで対応できないわけだ。


<続報>

ニンテンドーDSi 雑感

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2008-10-02 at 23:59:13

◆共有テーマ: ニンテンドーDS [ゲーム]

かねてから噂のあったニンテンドーDSの新機種「ニンテンドーDSi」が本日発表された。発売日は11月1日と予想以上に早いなという印象。価格は18,900円で現行機種より2,000円の値上げ(*1)。自分は未だ旧DSを使っているので新型が出れば真っ先に購入するつもりだが、既にDS Liteを持っているユーザーとしては判断に迷うところだろう。

(*1) 但しDSiをDSiショップに接続することにより1,000DSiポイントが付与されるとのことなので、値上げ分は実質1,000円と言えるかも知れない。

画面は大きく、本体は薄型化

DSiに搭載される液晶は事前のリーク通り3.0型から3.25型へと面積比17%大きくなった。一方、GBAスロットを廃止することにより本体は2.6mm薄型化した。GBAスロット廃止については特に思うところはないのだが(*2)、薄型化については若干の不安を覚える。只でさえ旧DS→DSLへの小型化で十字キーやLRボタンの操作性、本体のホールド性が落ちていただけに新機種では改善されることを密かに期待していたのだが、発表資料を見る限りあまり大きな改善は見込めなさそうだ(*3)。

ちょっと微妙なところでは、DS Liteに比べて電池駆動時間が2~5割程度低下しているようだ。同時に充電時間も短くなっているところを見ると、液晶の大型化(によるバックライト電力の増大)の影響だけでなく、電池容量そのものが削減されたものと思われる。任天堂としては新設された中輝度設定で従来とほぼ同等の駆動時間を確保したので問題無し、との立場なのだろうが、前記の問題も考え合わせると、個人的には薄型化によるメリットよりもデメリットの方が上回っているようにも思える(実物を見てない段階で評価を下すのは些か早計ではあるのだが)。

(*2) この機会に眠らせていたGBmicroを復活させてあげようと思う。
(*3) 但し写真では十字キーの遊びが詰められているようにも見えるので斜め入力に関しては改善されている可能性もある。

カメラは両面。……で、ソフトは?

カメラについては贅沢に(?)内外2基という構成となった。ただ、肝心のカメラを活用したゲームソフトが1本も発表されなかったのは任天堂らしくない。一応本体内蔵ソフトとして「DSiカメラ」が用意されているようだが、これがキラーアプリになると考えているようなら正直リサーチ不足と言わざるを得ない。ケータイで撮った写真を加工したりデコレーションしたりする程度のことは今時の中高生ならごく普通に行っていることであり何ら新規性は無い。ここはやはり任天堂が得意とする誰も見たことがないような「新しい遊びの提案」を一刻も早く見せて欲しいところだ。

音楽再生にも対応。但し対応フォーマットはAACのみ

これも既報の通り本体にはSDメモリカードスロットを搭載し音楽の再生にも対応する。但し対応フォーマットはAACのみとのことで、これまた個人的には微妙なところだ。Apple製ソフトは昔からお行儀が悪いため好きではない自分はiTunesではなくWMPを常用しており、当然楽曲はWMAで管理している。――どうせ変換するなら一緒ではないかという声が聞こえてきそうだが――やはり最低でもMP3には対応していて欲しかった。ポッドキャスト対応も謳っているようだが、大多数のポッドキャストはMP3形式で配信されているのではないのか。公式に変換ツールを提供するというのならともかく、一体何を以て対応とするのだろう。

ついでに言えば、ヘッドフォンジャックが従来機に引き続いて本体右端に配置されている点も少々気になる。というのも市販されているヘッドフォンの多くは左耳側から取り回す前提でケーブル長が設計されており、これに反して右側にジャックがあると非常に鬱陶しいことになるのだ(*4)。スピーカーの音質が改善されたというのは喜ばしい限りだが、こうした細かい点にも配慮があれば良かった。

(*4) 他にも、本体を縦持ちした時にケーブルが邪魔になるという問題もある。

無線機能は待望のWPA/WPA2をサポート

何故か任天堂HPには記載が無いようだが、各所の報道によるとDSiでは無線機能を高速化(11b/g対応?)した上で、WPA/WPA2による暗号化にようやく対応したようだ。個人的にはこれだけでも十分買い替える価値があるというくらいの重要な変更だ。というかこれまで世界中に7000万台以上もWEPオンリー端末を普及させてしまったことの方にかなり問題があるというべきであって、寧ろ遅きに失した感があることも否めないのだが、とにかくここは素直に称賛したい。これでようやくDSのためだけに設置してある隔離APをお払い箱にできるというものである。
→ DSi専用ソフト以外では相変わらずWEPしか使えないことが判明orz。詳しくはこちらへ。

DSiショップはApp Storeを意識……?

DSiではWiiと同様にソフトをダウンロード購入できる「DSiショップ」が利用可能になるとのことで、これはまさしくApp Storeへの対抗策と見ていいだろう(*5)。簡単には携帯プラットフォームNo.1の座を明け渡しませんよという岩田社長の高笑いが聞こえてきそうである。ショップに接続したユーザーに一律1,000ポイントを付与するというところからもその本気度が窺える。当然、ゲーム分野だけでなくiPhoneが得意とするような情報端末としての分野への進出も狙っているだろう(*6)(*7)。今回カメラが搭載されたことによって現実世界とのリンク――観光地や博物館におけるナビゲーションなど――のアプリケーションも俄然作りやすくなった。今後この分野における競争が激化することは必至と思われる。

ただ、任天堂が徐々にブルーオーシャンからレッドオーシャンに軸足を移しつつあるようにも見えることが少し気がかりではあるのだが――。

(*5) そもそも「DSi」というネーミングも、どことなく「iPod」や「iPhone」を想起させる。
(*6) 今回発表されたnintendo zoneサービスもそのひとつと言える。
(*7) 公式リリースにわざわざ「電卓等の実用アプリケーションも予定」と付け加えるあたり、寧ろこっちがメインなのではないかとさえ思える。

えー、とにかく

新型DSiが出たら真っ先に買いますんで、とにかく面白いソフトの提供をひとつよろしく。てかファミコンウォーズDS2は一体いつになったら出るんだぁーーー!!

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