Read Manager for Sage++ の使い方マニュアル

■ 自作ソフト Posted by ひぐま (Higmmer) on 2006-10-29 at 21:06:11

◆共有テーマ: Firefox [コンピュータ]

こちらのエントリで公開している「Read Manager for Sage++」の基本的な使い方を説明します。

操作パネルについて (通常モード時)

操作パネルの各部の役割について説明します。各項目名の横の[ ]内はその機能のショートカットキーを表します。

操作パネル
(1) タイトルラベル
本ソフト名とバージョン番号が表示されています。
(2) ステータスラベル
現在のフィードの未読エントリ数と総エントリ数が表示されています。メッセージ等もここに表示されます。
(3) 全て既読にする [Shift + A] ※同期モードでは使用不可
全てのエントリを既読に設定します。
(4) 全て未読にする [Shift + C] ※同期モードでは使用不可
全てのエントリを未読に戻します。全エントリが未読の状態でフィードを閉じれば、そのフィードの履歴データはデータファイル上から削除されます([閉じる時に既読化]がオンの場合は除く)。
(5) 全データを消去
現在開いているフィードを含む全てのフィードの履歴データを削除します。実行した時点で保存されているデータファイルも完全に削除され、元に戻すことはできません。
(6) 未読のみ表示 ⇔ 全て表示 [T]
現在の表示モード(未読のエントリのみを表示するか全てのエントリを表示するか)が表示されています。クリックすることで相互にモードを切り替えられます。
(7) 表示位置 [1]
操作パネルの表示位置を画面の右下→右上→左上→左下の順で移動します。
(8) 隠す [H]
操作パネルを非表示にします。再度表示するには"H"キーを押して下さい。
(9) 閉じる時に既読化 ※同期モードでは使用不可
一度押すとオンになり(枠で囲まれます)、もう一度押すとオフになります。これをオンにしていると、フィードを閉じたり別のページに移動したりする直前に全てのエントリが自動的に既読に設定されるようになります。

マウス及びキーボードによる操作方法

Read Manager for Sage++では、マウスでもキーボードでも快適に操作できるように様々な操作方法を用意しています。以下、その方法を説明します。

【マウスによる操作】

デフォルトでは、各エントリの上にマウスカーソルを持っていくだけでそのエントリが選択されると共に、自動的に既読に設定されます(※)

既読・未読状態を切り替えるには、そのエントリ上の空いている部分をクリックします(※)


【キーボードによる操作】

キーボードでは以下のショートカットキーを使うことができます。

J,K :  次のエントリに進む/戻る
選択されたエントリは自動的に既読に設定されます(※)
M :  選択されているエントリの既読・未読状態を切り替えます(※)
V :  選択されているエントリを開きます(*2)
B :  選択されているエントリをソーシャルブックマークに登録します(*1)(*2)
Shift + B :  ソーシャルブックマークページを開きます(*1)
C :  選択されているエントリに対するはてなブックマークをインラインフレームで開きます(*3)
Shift + A :  全てのエントリを既読に設定します(※)
Shift + C :  全てのエントリを未読に戻します(※)
Y :  Firefox/Sage++本体側の既読・未読状態と同期させます(*4)
T :  表示モードの[未読のみ表示]⇔[全て表示]を切り替えます
1 :  操作パネルの表示位置を移動します。
H :  操作パネルの表示/非表示を切り替えます
Shift + P :  Flashの設定画面をポップアップウィンドウで開きます(*2)

(※) 同期モードでは既読・未読状態は変更されません(後述)
(*1) デフォルトではYahoo!ブックマークを使うように設定されています。ソーシャルブックマーク連携機能についてはこちらを参照して下さい。
(*2) この操作を行うとポップアップブロックが作動します。但し"V"キー押下時に関しては同梱のGreasemonkeyスクリプト「Popup Block Blocker for Sage++ with Read Manager」、"B"キー押下時に関しては「Yahoo! Bookmarks Integrator for Sage++」の導入によって回避することができます(後述)。
(*3) "config.js"で enable_hateb_iframe が true に設定されている時のみ有効。
(*4) Firefox 3.7以上では動作しません。

設定ファイルによるカスタマイズ

同梱している"config.js"ファイルを編集することで動作をカスタマイズすることができます。設定できる項目は以下の通りです。

  • Read Manager Flashオブジェクトを有効にするかどうか(無効にしても既読・未読管理以外の機能は使えます)
  • 同期モード(後述)を有効にするかどうか
  • 履歴を保持する日数(後述)
  • マウスオーバーによる操作を有効にするかどうか
  • リンクに連番を付加するかどうか(キーボードブラウズ時に便利)
  • 選択されているエントリの色
  • 既読のエントリの色
  • 未読のエントリの色
  • Shift + Bで開くソーシャルブックマークページのURL
  • はてなブックマークをインラインフレームで表示するかどうか
  • 使用するFirefoxのバージョン(User-Agentを変更している場合は設定が必要になることがあります)

詳しい設定方法は"config.js"の中を参照して下さい。

同期モードについて (バージョン 1.0.2より対応)

以下で説明する同期モードは Firefox 3.7 以上では動作しません。
これはプライバシー保護の観点から、JavaScriptによるリンクの未訪問or訪問済みの状態の取得ができなくなったからです。
この場合、同期モードに設定しても強制的に通常モードで動作します。

従来のRead Managerでの既読・未読状態はFirefox/Sage++本体側でのそれとは独立して管理されていました。つまり、あるエントリをRead Manager側で既読にしても、本体側では依然として未読のままでした(逆もまた然り)。

この問題を解決するため、バージョン1.0.2以降では新たに同期モードという機能が搭載されました。デフォルトでは従来通りの動作(これを通常モードと呼びます)になっていますが、設定ファイルを編集することで同期モードで動作させることができます。

同期モードではRead Manager側での既読・未読の切り替えが一切できなくなります。既読・未読の切り替えはSage++本体側で行う必要があります(*1)(*2)。

その代わり同期モードではRead Manager側の既読・未読状態が本体側の状態に自動的に同期するようになります。また、操作パネル上に表示される[本体と同期する]ボタン(又は"Y"キー)を押すことで手動で同期を取ることも可能です(*3)。

同期モード時の操作パネル同期モード時の操作パネル

尚、同期モードでは[閉じる時に既読化]も無効となります。代替策としてSage++本体の[フィードを閉じる前に全て既読にする]をオンにすることで同等の効果が得られます(その際、既読リンク("a:visited")が見やすくなるようスタイルシートを編集しておくことをオススメします → バージョン 1.2.1以降ではRead Manager側で未読なら強制的に未読色が適用されるようになりました)。 (仕様変更に伴い削除)

(*1) もしくは各エントリのリンク先ページを開くことで既読にすることもできます。
(*2) フィードの中には全エントリに同じURL(トップページ等)が設定されているものがあります。そのような場合、ひとつのエントリを既読にするだけで全てのエントリが既読状態になってしまいます(本体側ではエントリURLだけで既読・未読を判別しているため)。
(*3) "Y"キーによる同期は通常モードでも動作します。

履歴保持期間の設定について (バージョン 1.3.0より対応)

従来のRead Managerでは、各フィードを開いた時に(古くなって)アイテムリストから無くなったエントリは履歴から削除されていましたが、フィードの履歴自体を削除する機能はありませんでした。フィードの履歴を削除するには、そのフィードを開いて「全て未読にする」を選択するか、もしくは「全データを消去」を実行して全てのデータを強制削除するしか方法がありませんでした。

バージョン 1.3.0では新たに「履歴クリーナー」機能が搭載され、一定期間を超えてアクセスしていないフィードの履歴が削除されるようになりました。これによりフィード検索の結果や試しに開いただけ、などの一時的なフィードの履歴が蓄積されてデータベースが肥大化するのを防ぐことができます。

デフォルトでは履歴の保持日数は30日に設定されており、過去30日以上に亘ってアクセスしていないフィードの履歴が削除されます(*1)(*2)。この設定は"config.js"で変更することができます。

尚、削除されるのはあくまでも「指定日数以上アクセスしていないフィードの履歴全体」です。アクセスし続けている限り、そのフィードに含まれているエントリが古くなっても削除されることはありません(但しフィードに含まれなくなったエントリの既読・未読情報は従来通り削除されます)。

(*1) 過度なファイルアクセスを防ぐため、削除処理の実行頻度は最高でも1時間に1回に制限されています。
(*2) 旧バージョンで作成された履歴については、バージョン 1.3.0を使用開始してから30日後に削除されます(その間に当該フィードに1度もアクセスしなかった場合)。

ちょっとしたTips集

【その1】 J,K キーによるエントリ移動やスクロールの速度が遅い場合は

操作パネルを非表示にした状態で操作すれば、多少は改善すると思います。

【その2】 ロード中に一瞬全エントリが表示される現象を回避する

表示モードを「未読のみ表示」にしていても、そのままの状態ではフィードを開いてから履歴データを読み込んでいる間に一瞬全てのエントリが表示されてしまいます。これが気になる方は、スタイルシートに以下の記述を追加することで回避することができます。

div.item { display: none; }

ちなみにSageのデフォルトCSSに上記の記述を追加したCSSファイルとして"sage_rdmgr_default.css"というファイルを同梱してありますので、もしよければご利用下さい(ついでにフォントを少し大きくし、エントリ著作者情報などに対するスタイル指定も追加しています)。同時に収録している"sage_rdmgr_single.css"を使えばシングルコラム仕様にすることもできます。

更に見やすく美しいレンダリングでフィードを閲覧したい方は後述の"tsunamisou3_for_sagepp.css"を使用することをオススメします。

【その3】 通常モードと同期モードの使い分け

コンテンツエリア内でキーボードやマウスを使って手軽に既読・未読を切り替えながら読みたい場合は通常モード、Sage++側の既読・未読状態と一致させることを重視するなら同期モードを使用することをオススメします。個人的には未読エントリを塗り絵みたいに片っ端から塗り潰していく操作が心地良いので通常モードの方が好みです(^^; それに本体側で既読にするとFirefoxの履歴が汚染されてしまうのがイヤなので……(Sage++で「既読にする」とはそのエントリURLをFirefoxの履歴に追加するのと同じ)。

【その4】 "V"キーでエントリを開く際にポップアップブロックが作動しないようにするには

"V"キーを押してエントリを開く操作を行うとポップアップブロックが作動してしまいます。しかもFirefox 3以降では"file://"スキームを許可サイトに追加できないため普通の方法ではこれを抑止できません。これでは不便だということで、ポップアップブロックを作動させずにエントリを開けるようにするためのGreasemonkeyスクリプト「Popup Block Blocker for Sage++ with Read Manager」を用意しました。extra/gm_scriptsフォルダ以下に収録しているファイルをFirefoxのウィンドウ上にD&Dしてご利用下さい (注:このスクリプトを動作させるには "about:config"で greasemonkey.fileIsGreaseable を true に設定する必要があります)。

【その5】 Yahoo!ブックマークを利用して「後で読む」を実現する

こちらのエントリを参照して下さい。Yahoo!ブックマーク登録時のタグ・コメント入力を自動化したりポップアップブロックの作動を(部分的に)抑止することも可能です。

同梱ファイル一覧

アーカイブに含まれているソフト本体以外のファイルは以下の通りです。

  • sage_rdmgr_default.css
     Sage++のデフォルトCSSをRead Manager用にカスタマイズしたもの
  • sage_rdmgr_single.css
     上記のシングルコラム版
  • extra/tsunamisou3_for_sagepp.css
     Sage++/Read Managerの仕様に合わせて一部変更したカスタム版「津波荘CSSその3
     デフォルトCSSより見やすくて美しいレンダリングを実現
  • extra/opml2html4sage.xsl
     Sage++からエクスポートしたOPMLファイルをHTMLに変換するためのXSLTスタイルシート
     (使い方はファイル内の説明を参照)
  • extra/gm_scripts/PUBlock_Blocker_for_Sagepp.user.js
     "V"キー押下時にポップアップブロックが作動するのを抑止
  • extra/gm_scripts/YBM_Integrator_for_Sagepp.user.js
     Yahoo!ブックマークとSage++を統合して「後で読む」機能等を実現(→ 詳細)
  • extra/gm_scripts/YBM_Usability_Improvements.user.js
     Yahoo!ブックマークに登録したページをまとめて開けるようにする(→ 詳細)
     公開終了

尚、"tsunamisou3_for_sagepp.css"は「津波荘」さんで配布されている「津波荘CSSその3」を元に当方で一部変更を加えたものです。作者minatsu氏のご好意によって今回収録させて頂きました。その節はどうもありがとうございました>minatsuさん。

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