E3 雑感 その1

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2009-06-04 at 01:42:09

◆共有テーマ: ▼ゲームの話 [ゲーム]

ゲームの祭典E3 2009において、今年もゲームメーカー3社がそれぞれ新しい発表を行った。個人的に思ったことなどを書き連ねて保守の代わりとする。

サプライズゼロ。自分とは関係のない世界へ向かう任天堂

個人的には現行据置機の中で唯一所持しているWiiも最近はたまにVCで暇潰しする程度にしか触らなくなってしまった。そんな状況を打破してくれる新作の発表を密かに期待していたのだが、今年も目ぼしいものは全くなかった。

4人で遊ぶ「NewスーパーマリオブラザーズWii」は堅実路線。以前書いたようなDS版の対戦モードを進化させたものが出るべくして出てきたという感じ。だがいかんせん1年、いや2年遅い。しかも個別に画面が持てるDSではなく何故Wiiで出すのか。そこから見えるのは急速に離れつつある新規ユーザー層を呼び戻したいという商売上の計算だけ。自分などは端からお呼びでないようだ。

そんなアナタにはこれ、と言わんばかりに「スーパーマリオギャラクシー2」の発表もあったのだが、自分などは東京制作部の次回作がこれだと知って逆に落胆してしまった。誤解の無いように言うが前作はトータルとしては十分面白かったと思っている。しかし球状地形の導入によって「操作の複雑化を排除するはずが逆に複雑化(裏側での操作反転)を招く(*1)」「3D酔いを無くすはずが逆に初めて気分が悪くなる(*2)」とことごとく裏目に出たことで「次は無しで」と思っていただけに、その部分を変えてこなかったのには驚いた。この点でも自分は既に少数派ということか。

(*1) うちの家族は球状地形を見た途端「難しそう」と言って去っていった。
(*2) 「グラスビーチの天空回廊(円筒地形上をグルグル回りながら進むステージ)」にて。単に目が回っただけのような気もするが。

「Wii Fit Plus」…これもまたWii Fitに飽きた、もしくは挫折したユーザーを呼び戻すためのソフトだ。自分もわずか15日で投げ出した一人なので一応対象には入っているのだろうか。本作ではトレーニングメニュー組立を自動化する、消費カロリーを計算するなどの欲しかった機能が追加されているらしい。だが言ってみればこれらは当然最初から実装されているべき機能でしかないし、新しいトレーニングやミニゲームなどは(バランスボードの稼働率を上げるためにも)この秋と言わず今すぐにでもWiiウェアで配信すべきだ。もしこのソフトがフルプライスで売られるとしたら間違いなく買わない。

本命の「Wii Sports Resort」はモーションプラスの実力がどんなものかを見たいので買うつもり。だがこれも去年発表されたものであって話題としての目新しさはない。しかもそうこうしているうちにMicrosoftからとんでもない代物「Project Natal」が発表されたせいで発売前にして陳腐化してしまうという笑えない事態になってしまった。M+がいかに優れているといえども所詮は「できると思わせて実はできなかったことがようやくできるようになった」、つまり過去の穴を埋めるだけのもの。対してNatalからは未来に向かうゲームの新しい可能性がひしひしと感じられる。どちらが成功するかはともかく、ゲーム的・技術的に興味をそそられるのは間違いなく後者だ。

そんな空気の中で岩田社長自ら繰り出した次の手は「Wii Vitality Sensor(脈拍計)」――。もはやかける言葉も見つからない。「ゲームはみんなのもの」というその言葉とは裏腹に、とうとう任天堂は自分とは全く関係のない遠い世界に行ってしまったんだなあ、という現実を思い知らされた、そんな一日だった(*3)。

(*3) いっそのことヘッドギア型の脳波コントローラでも発表していれば大絶賛だったんだけど(笑)

トラックバック

この記事について書く(FC2ブログユーザー)
※言及リンクの無いトラックバックは無効です

PageTop▲