「ニュースーパーマリオブラザーズ」寸評 その1

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2006-05-28 at 23:30:44

◆共有テーマ: ゲーム [ゲーム]

ニンテンドーDS用の新作ソフト「ニュースーパーマリオブラザーズ」を買って、さっき1周目をクリアしました。基本的に寄り道は無しで、クリア順はW1→2→3→5→6→8です。以下ラストのネタバレ含むので注意。

前もって言っておきますが基本的には面白いです。少なくとも一定の水準はクリアしていると思います。しかし初代スーパーマリオの原点に帰るという触れ込みで登場した作品として見た場合には……、クリア後の最初の感想としては正直「微妙」といったところでした。一見するとスーパーマリオ3のゲームシステムとスーパーマリオワールドのグラフィックで作った現代版マリオという感じなのですが、個人的満足度としてはそのどちらも超えることはできませんでした。

最初のステージであるW1-1の時点では面白いと思っていました。どこかで見たことのあるようなマップには懐かしさを覚えましたし、巨大マリオは非常に馬鹿馬鹿しくて爽快感があります。マリオ3をインスパイアしたような砂漠の国のワールド2もそれなりに。しかしワールドを進むに連れ次第にアレ?と思うようことが多くなっていきました。ワールド6を過ぎる頃には非常に単調なステージの連続となり、ただ前に進むだけでクリアできてしまいます。この傾向は最後まで続き、8-砦2は単に移動床に乗って進むだけだし、最終ステージであるクッパ城に至ってはなんと「回転ネタ」を延々最後まで引っ張るだけというお寒い状態(*)。マリオ3の高速戦艦やマリオワールドのクッパ城のようなあっと驚くステージは結局最後までありませんでした。

(*)その上対決が近づいてもクッパの炎が飛んでくることもなく、恐怖感もへったくれも皆無。

このように感じてしまったのはW2-4で無限増殖を使って残機を99人まで増やしてしまったため、ゲームオーバーの緊張感が無くなり作業化してしまったこともひとつの原因です。これに関しては自分の落ち度でもあるのであまり強く言えないのですが、それに加えて終盤ステージのマップ構成が何回も死ぬことを前提とした覚えゲー的なものになっていたことも大きな要因となっていると思います。最終的にはゲームオーバーになることもなく残機70人ほどでクリアしたわけですが、何とラスボスが初見でノーミスで倒せてしまったため何の達成感も得ることができませんでした。ワールド1-城でのクッパの倒し方が「橋を落とす」だったのは初代マリオ世代へのサービスとして微笑ましく思いましたが、最後の最後にまたそのネタを持ってきたのを見た時は思わずずっこけてしまいました。一度も変身することも無く惨めに沈んでいくクッパの姿を見た時の失望感たるや……(*)。

(*)せっかく巨大マリオというネタを仕込んだのなら、クッパも巨大化するのでは?と深読みしてしまったとしても不思議ではないだろう。どうせなら2画面ブチ抜きで襲ってくる巨大クッパvs巨大マリオの死闘が見たかった……もはや違うゲームになりそうだけど(笑)。

スーパーマリオの原点に帰るという着想はとても良かったと思っていますし、実際ワールド1は非常によく作られていたと思います。恐らくマリオが巨大化するというネタを思いついた時点では同人ゲームを作るようなハイテンションなノリで作っていたのではないでしょうか? それが制作が進行するにつれそのテンションが維持できなくなり、次第にやっつけ仕事となってしまったのではないかと邪推してしまいます。後半になるにつれ巨大マリオの存在価値がどんどん薄れていくこと、パーツを切り貼りしたようなマップが増えること、後から付け足したかのような豆マリオ&甲羅マリオ用の分岐点ばかりが目立つようになることなどがその一端を表しているのではないかと。

(つづく)

トラックバック

この記事について書く(FC2ブログユーザー)
※言及リンクの無いトラックバックは無効です

PageTop▲

コメント

PageTop▲

コメントの投稿

 
 
 
 
 
 (後で編集・削除したいなら必須)
 
  

PageTop▲