「ニュースーパーマリオブラザーズ」寸評 その2

■ ゲーム Posted by ひぐま (Higmmer) on 2006-05-29 at 01:30:03

◆共有テーマ: ニンテンドーDS [ゲーム]

「ニュースーパーマリオブラザーズ」寸評 その1からの続きです。ネタバレ含みます。

スーパーマリオの面白さのキモは何と言っても綿密に計算されたマップ構成にあることは言うまでもないでしょう。単純にダッシュ&ジャンプを駆使してマップを進む爽快感から始まり、ギリギリの幅の穴を飛び越える前の何とも言えない緊張感やノンストップジャンプで見事にクリボーを踏めた時に「俺ってプロ?」と錯覚してしまう成長感、連続カメキックで1UPが決まった時の達成感(と跳ね返ってくるカメの恐怖感)、或いは隠しブロックを見つけた時の「俺だけが知ってる」という優越感、どれひとつ取ってもマップ構成の妙と切り離すことはできません。ところが本作においては、特に後半になるにつれ地形は穴だらけ空には敵だらけでダッシュ&ジャンプは慎重にならざるを得なくなり、砦や城ではトラップが作動するのをいちいち待つようなストレスのたまるプレイが強いられ、分岐ルートは初めから見えているのに(変身アイテムが無いために)無視せざるを得ない虚しさ&後から来なければという義務感が溜まる一方という、およそマイナス要素ばかりが目立ってしまっています。

巷で「もっさり」という評判のジャンプの挙動については実際は初代マリオに近いと思うのですが(少なくとも体感的には)着地速度が若干遅くて月面のような違和感がありますし、ダッシュの出足が遅い&そもそも助走できる場所が少ないため水平方向にはあまり飛べなくなっています。その代わり導入された壁キックは確かに便利ですが使いどころが限られ、3段ジャンプに至っては全くといっていいほど使えません。それだったら反転宙返りを何故入れなかったのかと。その他にも甲羅の上投げができなくなっていたり(一部ボス戦でストレスが溜まる)、ヒップドロップが出しにくい(*)、水中でのひとかきの移動量が少ないなど、操作性は旧作に比べて悪くなっている点が目立ちます。

(*)これは空いているボタンで出せるようにするべきでした。十字キーとボタン2つだけで遊べるとのコンセプトを守ろうとするあまり、DSの十字キーは下を押すと斜めに入りやすい(特に初代DS)という特性が全く考慮されていないと思います。ついでに言うとストックアイテムを使うのに画面をタッチさせるのも無理矢理すぎ。

巨大マリオとの対比としての豆マリオはネタとしては面白いと思いましたが、甲羅マリオの存在意義は最後まで見出すことができませんでした。ダッシュするだけで発動してしまうので結果的にダッシュできないに等しい存在ですし、甲羅(しゃがみ)状態でも敵の攻撃を防げないなど隠れルートに進む以外の利点が皆無です。マリオ3のハンマーマリオのように炎攻撃を無効化する&ハンマーで攻撃可能なら利用価値はあったと思うのですが…。

(つづく)

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